7月22日(水)、日本弁理士会関東会の研修会にて講師を務めさせていただきました。当日はリアル開催のみで、直接お顔を見ながらお話しできる貴重な機会となりました。
テーマは「企業における知財戦略と知財活用」。企業知財部門に所属する弁理士という立場から、三菱鉛筆での具体的な知財戦略や日々の知財活動の事例をお話しさせていただきました。
合計で約2時間となる講演と質疑応答を行いましたが、参加された弁理士の皆様から現場での具体的な取り組みや実例に関する鋭いご質問をいただき、私自身にとっても非常に刺激的な時間となりました。
今年はコーポレートガバナンス・コードの改訂や、政府の「知的財産推進計画2026」でIPランドスケープが取り上げられるなど、企業経営における知財への期待や重要性が一層高まっています。
時代の変化の中で、企業知財がどのように価値を生み出していけるのか、これからも現場での実践を通して発信を続けていきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
投稿者: アスピラーレ知財戦略事務所
大学院での講義を終えて
今年も無事に大学院での知的財産に関する前期日程の講義を終えることができました。
昨年よりも履修している学生の人数が1割ほど増えており、知的財産に対する意識の高まりであれば嬉しい限りです。この授業を通じて、学生たちの知的財産への理解がより一層深まることを願っています。
個人クリエイター等権利情報登録システム
文化庁は2月26日、著作権の検索・登録ができる2つの新システムを公開しましたので、特に個人クリエイターの皆さまにお知らせします。
これは2026年4月開始の「未管理著作物裁定制度」を支えるもので、権利探索の効率化と著作物利用の円滑化を目的としています。
詳しくは、以下のサイトをご参照ください。
未管理著作物裁定制度(文化庁サイト)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/chosakukensha_fumei/tyosakubutsu/index.html
①分野横断権利情報検索システム
https://www.copyright-info-hub.bunka.go.jp
②個人クリエイター等権利情報登録システム
https://www.creator-rights.bunka.go.jp
謹賀新年
旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
当所では昨年より、試験的に生成AIを業務サポートに活用することを行ってきました。その結果として、業務の効率化において確かな手応えを感じております。本年もこれら生成AIを積極的に活用し、さらなるサービスの質向上に努めていきたいと考えています。
当所の報酬体系はタイムチャージ制を採用しています。AI活用による作業効率の向上は、お客様へのご請求金額の適正化(リーズナブルな価格でのご提供)に直結するものと考えております。
なお、生成AIの利用に際しましては、秘密情報の保護を最優先事項としております。当所では、現在の利用範囲を「公知情報の範囲内」での活用に限定しており、お客様の秘密情報がAIの学習に利用されることはございませんので、どうぞご安心ください。
本年も、みなさまの知的財産戦略の良きパートナーとして精進してまいります。
本年も変わらぬご愛顧のほど、心よりお願い申し上げます。
年末のご挨拶
今年も残すところあとわずかとなりました。
本年は、大学院や工業高校での講義、そして特許・意匠・商標の権利化実務など、教育と実務の両面において貴重な研鑽の機会をいただきました。いずれの経験も、弁理士として非常に意義深いものとなりました。また、知財コミュニティへの積極的な参加を通じ、多くの方々と新たな縁を結べたことは、私にとって大きな財産です。
アスピラーレ知財戦略事務所を設立して2年が経過いたしました。一歩ずつではありますが、確かな成長の手応えを感じております。これもひとえに、皆様の温かいご支援の賜物と深く感謝しております。
当事務所は、中小企業やスタートアップの皆様の知財戦略支援に注力しております。もし弊所のサービスにご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせ窓口までご連絡ください。
来年も皆様と共に歩み、さらなる貢献ができるよう精進してまいります。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
設立2周年のご報告と御礼
早いもので、事務所を設立してから2年が経ちました。
この間、さまざまな方々と出会い、お仕事をさせていただく機会に恵まれ、多くの経験を積むことができました。
また先日は、工業高校の学生の皆さんに講義をする機会をいただき、知的財産への関心を深めてもらうことができました。このような貴重な機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。
今後も引き続き、中小企業やフリーランスの方々、そして知財教育に携わる活動を続けていければと願っております。
皆さまとのご縁を大切にしながら、お役に立てるよう一層精進してまいります。
群馬 Tech EXPO 2025に参加してきました
先日、弁理士会関東会・群馬委員会のメンバーとして、Gメッセ群馬で開催された「群馬 Tech EXPO」に参加してきました。
会場には群馬を中心とする多くの企業や各種機関が出展しており、それぞれの取り組みや技術を直接伺うことができました。新しい発見や刺激に満ちた、とても有意義な展示会でした。
展示を拝見する中で印象的だったのは、知財(特許・商標・意匠など)にしっかりと取り組んでいる企業がある一方で、知財活用がまだ十分に進んでいない企業も見受けられたことです。
群馬から生まれる技術や製品には、全国や世界で通用する大きな可能性があると実感しています。これからも、知財を武器に地元企業の飛躍を後押しできればと、改めて感じました。
最近の取り組み
最近、日本弁理士会や日本知的財産協会、特許事務所・法律事務所、企業の知的財産部門の皆様と積極的に交流の機会を持つよう努めています。
最新の知財動向や各社の取り組み、AIの業務への活用、人材育成など、多岐にわたるテーマについて意見交換・情報共有を重ねる中で、自らの知見を広げる貴重な機会をいただいています。
先週、明治大学大学院での今年上期の講義を無事終えることができました。日々の経験や、多くの方々から学ばせていただいた知見を、学生にも少しでも伝えていけたらと考えています。
今後も、知財人材の更なる育成に力を注いでまいります。
ECサイトの模倣品
2025年4月25日、東京地方裁判所は、ネット通販大手アマゾンが偽造品対策を怠り、正規品を含む商品の販売ページを削除したことによって原告が損害を被った件について判決を下しました。同裁判所は、アマゾンジャパンに対し重い過失があったとして、3500万円の賠償を命じました。
現在、ECサイトには一目で偽造品と分かる商品から、巧妙に作られた模倣品まで、さまざまな偽物が出品されています。これらは正規品を販売する業者にとって深刻な脅威となっています。
多くのECサイトでは、知的財産権を侵害する模倣品が見つかった場合、関連するサイトや商品ページを削除する措置を取っています。しかし、出品件数の多さもあり、こうした対応が的確であるかどうかには疑問が残ります。
今回の判決を受け、ECサイトの運営者には、偽造品問題への責任や出品者の権利保護を強化するため、商品の真偽を確認する仕組みや対応方法の見直しが求められるでしょう。
このような取り組みを通じて、適正な商取引環境が実現することを期待したいところです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025042500149&g=soc
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250425/k10014789571000.html
フリーランスの方のための新しい法律について
フリーランスの方が安心して働ける環境の整備を図ることを目的とした新しい法律(フリーランス新法)が、2024年11月1日からスタートしています。
「書面による取引条件の明示」、「報酬支払期日の設定・期日内の支払い」などの義務が規定されています。
フリーランスの方向けの分かりやすいサイトが公正取引委員会から公開されていますので、企業様との取引のあるフリーランスの方はぜひチェックしてみてください。
https://www.jftc.go.jp/freelancelaw_2024/
※2/14のタイミングに合わせて「バレンタインに絡めて伝えるフリーランス法」のショート動画が公開されたようです。